カビ予防や対策、掃除・除去方法につい

たんす・チェストイメージ

カビがはえたときは

ここで紹介する掃除方法は、たんすやチェストの木材の部分のカビの除去方法です。
また、高級とされる桐箪笥は、自分で掃除を行わずに専門店に相談してみてください。

はじめに

カビがはえてまだ日が浅い場合(1ヶ月以内)の場合は自分で掃除をして様子を見てみましょう。
カビの汚れがひどい場合は買い換えをおすすめします。

お子さんの衣類や肌が弱い方の衣類を収納する場合は買い替えをしてください。カビが直接人に影響を与えているところは目には見えないので、大丈夫かなと思ってしまいがちですが、皮膚炎や鼻炎、気管支炎をひきおこす場合があります。
またしっかりと除去できていないと、カビの菌はまた繁殖し始めます。そして、カビを確実に除去しても、対策をしない限り同じ生活をしているとまたカビは繰り返します。
掃除後や買い換えた後は、しっかり対策をすることとお手入れをすることが必要です。

消毒殺菌に使うもの

以下は殺菌のみの効果です。カビの汚れは落ちません。

[種類]
●消毒用エタノールはそのまま使えます。
●無水エタノールは水で薄めエタノールが80%になるようにする
●逆性石けん(オスバンS)は200倍に薄めて使用

外部(裏面)のカビ

①まずは換気をします。窓を開けましょう。汚れてもよい服装とマスクも忘れずに。
②次にさらさらなカビをドライシートでふき取ります。勢いよく拭くと飛び散りますので慎重に行います。一度拭いたら戻らずに拭き進みます。戻るとカビの汚れがこすれて取れなくなります。ドライシートがなければ乾いた雑巾を使ってください。濡れた雑巾やシートは使わないでください。
また、窓近くやベランダ、庭などで作業ができる場合は掃除機で一気に吸い取ります。掃除機の排気口は部屋の外に向けます。吸い取るときはこすらないよう、少し浮かせて吸い取ります。
③表面のさらさらなカビがなくなったらエタノールや逆性せっけんを霧吹きに入れ、たっぷり吹きかけます。
④できれば外で風に当て乾かします。カビが生えた部分を日光に当てると殺菌効果がありますが、たんすやチェストが変色する可能性もあります。

内部(引き出し)のカビ

①まずは換気をします。窓を開けましょう。汚れてもよい服装とマスクも忘れずに。
②収納していた衣類を出します。そしてできれば全部洗濯し、日光に当てましょう。またはカビが極一部の場合はその周辺の引き出しに入っていた服を洗濯し、乾かすときに日光にあてます。
③衣類をすべて出し終えたら、引き出しをすべて出します。
たんすやチェスト内のカビが生えている部分をチェックします。引き出しの裏を見落としがちなのでしっかり確認してください。
③次にカビが生えている部分をさらさらなカビをドライシートでふき取ります。勢いよく拭くと飛び散りますので慎重に行います。一度拭いたら戻らずに拭き進みます。戻るとカビの汚れがこすれて取れなくなります。ドライシートがなければ乾いた雑巾を使ってください。濡れた雑巾やシートは使わないでください。
③表面のさらさらなカビがなくなったら、たんすやチェスト内部全体、引き出しすべてを殺菌消毒していきます。
エタノールや逆性せっけんを霧吹きに入れ、たっぷり吹きかけましょう。カビが生えていない引き出しは大丈夫と安心しないでください。たんすやチェスト内は同じ湿度であった可能性も高く、また目に見えていないだけでカビの胞子がついている可能性があります。さらに一度殺菌消毒しておくと、抗菌効果も多少でます。
④一通り消毒したら、できれば外で風に当て乾かします。カビが生えた部分を日光に当てると殺菌効果がありますが、たんすやチェストが変色する可能性もあります。外でできない場合は、エアコンや扇風機、除湿機などをかけてし乾かすと速く乾きます。
⑤引き出しに衣類を戻す際は、引き出しが必ずしっかりと乾燥していること、戻す衣類もしっかり乾いていること、カビがついていないことを確認してからにしましょう。

[注意]
●小さなお子様がいないところで行ってください。
●使用した掃除機はすぐにごみをすてましょう。
●掃除が終えたら衣服を着替えましょう。
●掃除が終えたら少しの間換気をしておきましょう。

漂白剤でカビの斑点を落とす

カビを殺菌するだけでなく、漂白まで行いたい方はこちらの方法を試してください。
木材の部分で行ってください。塗装がしてあったり、木材でない場合は漂白剤が使えない場合がありますので、使う漂白剤が使用できるものか確認してから行ってください。
はじめはふちのほうの目立たないところで試してから行ってください。

[種類]
○ キッチンハイターなどの塩素系漂白剤
× カビキラーなどお風呂用の強いもの
× 衣類用漂白剤ではカビの汚れは落ちません

漂白剤での掃除の手順

上記のエタノールや逆性石けんを使用した手順の途中までは同じです。
霧吹きに入れたエタノールや逆性石けんの代わりに、泡タイプのキッチンハイターを吹きかけていきます。
その後30分ほど時間をおいたら、濡れた雑巾でふき取っていきます。
漂白剤をふき取ったら、しっかり乾かしましょう。
注意事項や乾かし方のポイントは上記と同じです。

ひどいカビはヤスリで削る

庭や駐車場など、部屋の外で天気のいい日に行います。表面のカビがひどいときは紙やすりですこし削ります。番手の小さな荒めヤスリで削った後に番手の大きい細めのヤスリでけずります。削りすぎないようにしてください。
その後、中にもカビが根をはやしているようでしたら、殺菌と漂白をもう一度しておくと安心です。